ORPHEUSシリーズは、高出力フェムト秒レーザ PHAROS と CARBIDE用に開発されたフェムト秒OPAで、紫外から中赤外域までPC制御で波長チューニング可能なので、理科学用途に各モデルが使用されています。
この度簡単に使用でき手間の掛からないデザインで構築された、次世代型光パラメトリック増幅器 (OPA)ORPHEUS-NEOが開発され、理科学用途や応用計測等にとって非常に貴重なツールとして新登場しました。
高出力UVーNIR (320-2600nm) タイプとIR(640-16000nm) 出力強化タイプ が有り、産業用グレードの堅牢なメカニカルデザイン構成により、どちらのタイプも非常に顕著な長時間出力安定性を維持できます。
最も重要なのは、励起ビーム位置を感知して出力パラメータをモニターし続けることが出来る複数のディテクタを装備している点で、ビーム診断ができるので最速でリモート診断やトラブルシューティングが可能です。
ORPHEUS-NEOは、マルチフォトン顕微鏡・ウルトラファースト分光やその他の理科学用途にOPAを使用する方々の要望から発想を得て、最も安定した汎用性のあるツールとなる様に設計された待望の次世代型の機能的な機器と言えます。
特長
●高出力UVーNIR (320-2600nm) タイプ と IR(640-16000nm) 出力強化タイプ
●継続した出力モニター機能とビーム診断
●繰返し周波数:シングルショット~2MHz
●最大励起出力:80W
●最大励起エネルギー:80μJ
●完全に統合された波長拡張機能
●顕著な出力安定性