Meadowlark 社製の反射型 SLM は独自開発の LCOS ( シリコンに液晶をコーティング ) 技術によるユニークな設計と、それと独立して常に新しいレートで直接アナログデータを届けるアナログドライブ技術により、リップルの無い安定性の高い位相変調が可能な2軸反射型 SLM です。スペクトルチューニングや回折光学素子等に紫外域から近赤外域まで対応します。
2022年5月に高速1kHzで高位相安定型 (1024x1024) SLMが登場しました。そしてこの度ドライバーの性能が更に向上して、ウルトラハイスピード≤0.6ms (<2kHz) のモデルが新登場しました。高出力や高ピークパワーに対応でき、2D/3D ビームステアリングを始めとして、高速で高い回折効率が必要とされるアプリケーションに最適です。
特長
●ウルトラハイスピード応答:≤0.6ms@532nm, ≤0.7ms@635nm, ≤0.9ms@785nm (488-850nm)
●高速PCIeコントローラ:1436.1Hzまで対応可能
●波長範囲:488nm~1650nm
●解像度:1024x1024ピクセル
●ピクセルサイズ:17x17μm
●ゼロオーダー回折効率:75~87%
●ダイエレクトリックミラー(ARコート付き)回折効率:92~98%
●高光利用効率:97.2%
◆体積イメージング(ベッセルビーム)
◆ホログラム、位相差顕微鏡
◆ハイブリッド波面整形(STED顕微鏡・マルチフォトン顕微鏡)
◆HOT (Holographic Optical Tweezing) 、光操作、光ピンセット
◆パルス整形(CARS顕微鏡、レーザマーキング、レーザ加工、レーザ通信)
SLM HSP-UHSP 1024x1024