picoEmerald
power vs. wavelength
Relative intensity noise
pulseSlicer
量子ドット単一光子生成 (picoEmerald+pulseSlicer)
量子ドット単一光子生成 (picoEmerald+pulseSlicer) |
picoEmeraldは、Levante Emerald の技術を保持してモードロックNd:YVO4レーザを内蔵した一体型ピコ秒OPO で、一体型ならではの安定性に優れており、ハンドフリーオペレーションも可能。 ピコ秒パルス光源は狭帯域で量子ドットエミッターの共振励起を非常に高効率で行う事ができるので、量子ドットのパルス励起に有効で、可変可能な2色の光源と基本波の3色が全て自動制御で得られるため、量子ドット単光子生成用の光源として有効。 しかもpicoEmeraldは帯域を調整することが可能なので最適な光源と言える。 パルス幅2ps、線幅10cm-1により、高い信号強度とスペクトル分解能を実現。指紋領域を含む400~9000 cm-1のラマンバンドをカバーし、波長スイープ機能を搭載する。 700~1950nmで 波長可変でき、変更しても2色の光パルスは、時間的・空間的に完全オーバーラップする。
picoEmerald とpulseSlicer (スペクトルをカットしてパルスレーザのスペクトル幅を狭帯域にすることが可能)を組み合わせることで、量子ドット単一光子生成・もつれ光子生成用励起光源としてより良いシステムとして提供している。 この組み合わせにより、ピコ秒スペクトルの帯域幅の変更を自動で行う事が出来るので、量子研究・量子顕微鏡、ゴーストイメージング等の分野にも対応出来る可能性が拡がる。
特長 ●単一光子サンプルの共鳴が互いに近い為、帯域幅が狭い(選択性) ●異なる共振に応答するピコ秒レーザの波長チューニング特性 ●分光に適する波長チューニング特性 ●空間と時間をオーバーラッピング出来る2色光源が利用できる ●異なる幅の共振に最適に対応する可変帯域幅(pulseSlicerによる) ●比較的弱い単一光子信号を多数の測定にわたって蓄積する必要が有る為、高い繰返しが必要 ●ピコ秒レーザ励起による高いスペクトルパワー密度(小帯域幅) ●中赤外域への拡張はDFG(高調波)ユニットを組合わせる事が出来る ●1500nmに対応出来ないチタンサファイアレーザと比較して、picoEmeraldはより広いチューニング範囲に対応できる (チタンサファイアレーザとOPOを組み合わせると、波長は対応出来るがパワー密度が低い) ●picoEmeraldに pulseSlicer を組み合わせると自動で帯域幅の変更が可能
特長 ●コンパクトサイズ : 945(W) x 470(D) x 360(H)mm ●波長域 : 1032nm±1.5nm (1032nm Beam) 700~990nm (OPO Signal), 1080~1950nm (OPO Idler) ●出力 (1032nm Beam): >700mW 出力(OPO Signal) : >700mW at 800nm 出力(OPO Idler) : >400mW at 1250nm ●OPO カバー領域 : 400~9000 cm-1 ●パルス幅 : 2ps ●スペクトル線幅 : 10cm-1 ●ポインティング安定性 : <100μrad/100nm ●波長掃引機能
◆picoEmerald に関する文献は、 こちらから
フェムト秒・ピコ秒レーザ用途に最適な光学部品は→こちらから フェムト秒・ピコ秒レーザ用途に最適なレーザ結晶・非線形結晶は→こちらから
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