Meadowlark 社製の液晶空間光変調器は独自開発の LCOS ( シリコンに液晶をコーティング ) 技術によるユニークな設計と、それと独立して常に新しいレートで直接アナログデータを届けるアナログドライブ技術により、リップルの無い安定性の高い位相変調が可能な2軸反射型 SLM です。超高速型 (SLM-HSP-UHSP-1024x1024) と高解像度高安定性型 (SLM-E1920x1200)が有り、スペクトルチューニングや回折光学素子等に紫外域から近赤外域まで対応します。
この度高解像度SLM-1920x1200を使用した3Dホログラフィック光ピンセット キット(システム)が登場しました。
その他のキットにはSLM を簡単にシステムアップ出来るSLM光学キットと1光子顕微鏡用キットが有ります。
3Dホログラフィック光ピンセット キットはポータブルな自立型で、シンプルな表示の(GUI)インターフェース搭載の光ピンセットプラットフォームであり、光ピンセットの論理的な深い知識がなくてもカスタマイズ・較正・PC制御等が行えるソフトウェア開発型キットと言えます。つまりデフォルト設定により、ユーザーは提供されたGUI と構築されている光学システムを使用して、3次元(3D)の微細な物質をすばやく簡単に操作することが可能です。しかもアクセシブルなデザインで、手間のかからないカスタマイズが可能なので、ユーザーが簡単に光学部品を付け加えたり取り外したり出来ます。
特長
- ●高解像度SLM-1920x1200を使用した3D光ピンセット用システム
- ●ホログラフィー用の光学トラップを創る為のカスタムソフトウェア
- ●ホログラフィックビームコントロールを使用して3次元の微細粒子を操作
- ●高い時間的トラップ安定性
- ●312 x 312 μm の視野で空間的に均一なトラッピング
SLM-1920x1200