-
Light Conversion社は1994年にVilnius University Laser Research Centerから設立され、フェムト秒 OPA (Optical Parametric Amplifier)とYbべ-スのフェムト秒レーザ光源のパイオニアであり、それらの販売やOEM供給でこれまでに数千台以上を出荷した実績を持ち、連続波長可変ウルトラファーストレーザのリーディングカンパニーになり、今年30周年を迎えました。
- TOPAS(OPA)から始まり2020年までに2300台のOPAを世界に届けたLC社は、それまで研究開発を続けてきたYbフェムト秒レーザを2006年にPHAROSとして開発・販売を開始し、2007年に開発されたFLINT (高繰返しフェムト秒レーザ:オシレータ)、2008年にORPHEUS(PHAROS用OPA)を開発し、2013年にはワンボックス型Ybフェムト秒レーザCARBIDEの開発・販売を開始し、産業用途向けに提供し幅広く採用されてきました。それと共にYbベースのフェムト秒レーザ光源の研究開発を続けて仕様をアップグレードしてきました。
- こうして「Ybフェムト秒レーザ」のメーカーとして確固たる実績と地位を得ました。
- そして2024年8月Yb レーザ用のOPAであるORPHEUS-type OPA の出荷が1000台を超え、これは世界で必要とされたYbレーザ用光パラメトリック増幅器の95%のシェアとのことです。ORPHEUS-type OPAは広帯域においてでチューニングが可能で(最大190~16000nm) 高い出力安定性を維持したまま高繰返しが可能なので、今後も化学・材料開発・理科学・R&D等の分野で広く需要が期待されます。
- ORPHEUSは16年間に波長域やアプリケーションやニーズに応じてモデルが登場し、8種類のORPHEUS と次世代向け ORPHEUS-NEO, レーザに統合出来る産業用グレードOPA I-OPAが有ります。
-
-
- ORPHEUS-type OPA ORPHEUS-type 波長可変光源
-
- CARBIDE-CB3に直接装着総合した可変 I-OPA-HP PHAROS 励起レーザと ORPHEUS -OPCPA
-
- レーザに直接装着・統合出来る産業用グレードOPA I-OPAは、フェムト秒レーザに波長可変機能をシンプルな形で追加することが出来るので、新世代の波長可変フェムト秒レーザとして期待されます。
- また時間分解分光法や蛍光法などの科学的手法では、正確な波長調整機能が必要であり、フェムト秒のチューナブルパルスに依存しており、チャープパルス増幅と非線形変換プロセスの組み合わせによってエネルギーレベルがサポートされています。 近年の超高速OPAとそのバリエーションである光パラメトリックチャープパルス増幅器(OPCPA)の進歩により、同調範囲が拡大し、パルス幅が短縮され、キャリアエンベロープ位相安定性と高コントラストパルスが可能になりました。