LIBS研究会 (STTMT2024) 先端計測技術の応用展開に関するシンポジウム
日時: 2024年12月12日(木)~14日(土)
場所: 福井県民ホール
LIBS (レーザ誘起ブレークダウン分光法) は分子スペクトルの計測や広い領域での分析が可能で、ガス分析や固体の組織分析への適応が可能なので、理化学実験や各種研究開発に有効。
迅速に化学分析をする為には、ナノ秒レベルのレーザパルスを物質表面に照射してマイクロプラズマを生成することが必要で、プラズマを紫外域から近赤外域まで高感度・高波長分解能で計測できるAvantes社の分光器AvaSpecは LIBSシステムに最適。
AvaLIBSシステムは高効率で各種の応用計測に対応出来る。
特にチャンネル毎に波長やスリット・グレーティング等を設定できるマルチチャンネルタイプがお薦め。
特長
●計測速度が速い(数秒)
●どんな物質でも計測可能
●外部トリガー機能
●最小波長分解能: >0.06nm(波長による)
●マルチチャンネル型はチャンネル毎に独立した波長・スリット・グレーティング設定が可能
●便利な独自の分光・解析ソフト:AvaLIBS-Specline
●波長域: 200~1100nm
●コンパクトで費用効果が高い
●周囲の環境(温度等)や試料の状況に左右されない
Application Note 1 Application Note 2
■AvaLIBSシステム構成
高速・高波長分解能分光器 + ナノ秒レーザ + 専用分光・解析ソフト
(AvaSpec-ULS2048/4096CL-EVO) (AvaLIBS-Specline)
(AvaSpec-ULS2048XL)
*AvaSpec-ULS2048/4096CL-EVOは、高性能CMOSディテクタと新開発エレクトロニクス(EVOシリーズ)により高速で高波長分解能の測定が可能
*レーザはシステムに含まれていないが、ナノ秒レーザをご提案可能
用途
■各種金属
■半導体
■ガラスコーティング
■高分子膜
■生体組織
■プラスチック、絶縁体
■土壌、植物
■環境測定
*AvaLIBSの応用計測例
■鉱石・ミネラルの抽出
・冶金プロセスのプラズマ測定、溶融金属の分析
■エネルギー生成
・石炭が燃焼して灰になった後の成分、構成物質の計測
(温室効果ガスの放出量削減に役立つ)
■リサイクル産業
・プラスチックや金属の分別
・アルミニウムを他の金属から分別(金属くずでも区別可能)
・自動車の廃棄物である非鉄金属:アルミニウム合金からアルミニウムを区別
LIBS研究会の詳細は下記から
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