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Light Conversion社はフェムト秒 OPA (Optical Parametric Amplifier)とYbべ-スのフェムト秒レーザ光源のパイオニアであり、数千台以上を出荷した実績を持つ連続波長可変ウルトラファーストレーザのリーディングカンパニーです。
- 超高速分光システムHARPIAは、Ybフェムト秒レーザPHAROSとPHAROS用のOPAとして開発されたORPHEUSを基本として構築された分光システムで、各種の時間分解分光計測やフェムト秒による超高速材料加工に役立つ画期的な分光システムです。
- これは尊敬すべきLC社の理科学アドバイザー(以前CEO)でVilnis大学レーザ研究センター教授のM. Barkauskas氏達が主導で開発したもので、2006年にHARPIAの原型を構築し近代的な分光システムの基礎が完成しました。
- その後製品化され2012年に米国サンフランシスコで開催されたPhotonics Weatで HARPIA超高速分光システムとして披露されました。
- そして日本の京都大学 と ルーマニアの国立研究開発施設 という主要な顧客を得る事が出来ました。
- HARPIAエンジニアチーム HARPIAの基本を開発したLC社の理科学アドバイザー、
- Vilnis大学レーザ研究センター教授のM. Barkauskas氏
HARPIA-TG キャリア拡散係数や寿命を計測する為の
グレーティング方式の過渡吸収分光器
- 初代HARPIAの誕生から12年が経過して1/10 のフットプリントと小型化し、現在はHARPIA-TA を中心とした拡張型の分光システムとして用途に応じた構成を構築できます。2022年には最新技術のグレーティング方式過渡吸収分光器 HARPIA-TGが開発され、全自動PC制御でサンプルが非導電性または非蛍光なのかを数分で計測でき電気的に性質付けることが出来るので、材料サンプルがシリコン・ガリウムナイトライド等の様に半導体に適するかどうかを調べることも可能で、2022 Laser Focus World Innovators Awardsの金賞を受賞しています。2024年10月に100台目のHARPIAが出荷され、節目を迎えると共に今後更なる発展が期待されます。
- 分子振動・電子遷移・化学反応・エネルギー移動・蛍光分析などは全て分光法により探求・調査でき、多くのプロセス例を得る事ができるので、超高速分光システムHARPIAを使用する事により、分子や材料の動的特性を幅広い時間スケールで明らかにすることが出来、光吸収やエネルギー移動などを非常に詳細に観察することが出来ます。更に光合成の研究にも役立つことが出来れば、人工光合成などの新技術の開発を促し、持続可能なエネルギーソリューションへの道を拓く可能性が有ります。