高繰返しYbフェムト秒レーザ (オシレータのみ)    FLINT

 

btn_catalog_en

 

     FLINT-FL1

 

 FLINTの主なスペクトル

  FLINT-FL2

 CEP装備時の位相ノイズ

 相対ショットノイズ(RIN)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

   HG-FLINT(FL2に内蔵) 

FLINTは、PHAROS シリーズのオシレータのみを自在に使用できるフェムト秒光源として提供。堅牢で産業用グレードのメカニカデザインにて最先端の高出力タイプ (20W, 0.25μJ@76MHz), short pulseタイプ (<50fs@76MHz)等から用途に合わせて選択可能。

FLINTオシレータ、Kerr-lens モードロックを基本としており、操作を開始するとモードロックは長い時間をかけて安定した状態を保つことが出来る。更にオシレータキャビティの長さは、ピエゾアクチュエータで調整することが可能。

またオプションのCEP (キャリア・エンベロープ位相) 安定化システムにより、出力パルスを安定化することが出来る。 

第二高調波を装着でき自動切換え可能で、時間分解分光、非線形光学、微細構造加工など幅広く使用可能。

 

特長

●繰り返し周波数:11MHz, 20MHz, 40MHz, 76MHz

●最大平均出力:20W@76MHz, 1026±2nm
●最短パルス幅:<50fs 

●最大パルスエネルギー:>0.6μJ

●高出力安定性 :<0.5%rms

 

モデル       FL1     FL2-SP         FL2
主な特長 CEP RRL  小型 ショートパルス  高出力 高エネルギー
パルス幅 < 100 fs < 120 fs < 50 fs < 120 fs < 170 fs 
繰返し周波数 60 – 100 MHz  11 MHz 40 MHz 76 MHz 11 MHz 40 MHz 76 MHz
最大平均出力 0.5 W 1 W 8 W 5 W 7 W 20 W
最大パルスエネルギー 6.5 nJ  13 nJ  105 nJ  440 nJ 125 nJ 65 nJ 0.6 µJ 0.5 µJ 0.26 µJ
中心波長 1035 ± 10 nm 1035 ± 10 nm 1030 ± 10 nm
偏光               直接偏光  水平
ビーム品質, M² < 1.2 < 1.3 < 1.2
ビームポインティング安定性 < 10 µrad/°C
パルスエネルギー安定性24h  < 0.5%
長時間出力安定性100h  < 0.5%
内蔵可能な第二高調波5) n/a オプション :変換効率 > 30% 
外付け高調波(2H,3H,4H)   オプション,( FLINT用 HIRO参照)
高調波モジュール装備 n/a     装備

 

用途
■多光子励起レーザ顕微鏡
■THz発生
■OPCPA

 

<オプション>

■第二高調波自動切換え
■CEP(Carrier Envelope Phase) 安定化システム

■RRL(repetition rate locking)  繰返し周波数ロック■外部同期

                                                                                                                                         

HG-FLINTは、FLINTに装備する事で基本波または第二高調波をソフトウェアの制御により自動で出力させることが可能。

FLINT本体に高度に統合できる産業用グレードシステム。 尚、基本波と第二高調波を同期させたい場合はHIRO が便利。

 

特長

●出力波長:515nm

●自動高調波切り替え

●高度に統合して内蔵

●産業用グレードデザイン

 

y[W擪ւǂ

高調波発生ユニット(第2・第3・第4 高調波)  HIRO(高出力フェムト秒レーザ用)


   HIRO 

 HIRO-output-wavelength-

  出力波長(2H/3H/4H)

 

長時間出力安定性(HIRO/4H)

 

 

 

 

 

 

 


 SHBC

HIROは、高出力フェムト秒レーザ PHAROS, CARBIDE, FLINT用 の高調波ユニットで、515nm/343nm/258nm/206nm の出力波長を簡単に切り替えたり、3 波長同時出力も可能。

 

特長

●  標準型 (HIRO )、高出力型 (HIRO-HP)、高エネルギー型 (HIRO-HE)が有る

● 第二高調波 (515nm)、第三高調波 (343nm)、第四高調波 (258nm)、第五高調波 (206nm) に対応

●  FLINTに使用する場合は4Wまで、第四高調波まで可能

 

  Model       HIRO    HIRO-HP     HIRO-HE
    標準型    高出力型      高エネルギー型
    最大励起出力    20 W         80 W
  励起パルスエネルギー      8μJ – 1mJ    200μJ – 1mJ       1mJ – 4mJ
  高調波波長    515/343/258nm             515/343/258/206nm
  変換効率    > 50% (2H)  > 25% (3H)  > 10% (4H)  > 5% (5H) 
   偏向             Linear, horizontal (2H, 5H)
            Linear, vertical (3H, 4H)
   寸法 (L × W × H)   487x176x180mm               552x320x170mm

 

 

 

 

SHBCは、PHAROS, CARBIDEの第二高調波のスペクトル幅を圧縮するためのもので、高いコンプレッション効果により、第二高調波のスペクトル幅を<10cm-1に狭めることが出来る。

SHBC-NB (狭帯域タイプ)が登場し、スペクトル幅をに <2cm-1 に狭めることが出来る。

● 出力波長:515nm±5nm

● コンプレッション率:>30% (狭帯域タイプは>15%)

● 出力スペクトル幅:<10cm-1 又は <2cm-1     

● 励起光源:PHAROS, CARBIDE:40μJ~4mJのパルスエネルギー, 最大40W (狭帯域タイプは3-200μJ/ 10W)

● コンパクト型

 

y[W擪ւǂ

ノンコリニアタイプ光パラメトリック増幅器 (NOPA)  ORPHEUS-N

 

 

btn_catalog_en

  ORPHEUS-N

 

ORPHEUS-N-2H)チューニング

PHAROS-6W,200kHz,30μJ  励起

 

ORPHEUS-N-2H

オートコリレーション曲線

 

ORPHEUS-N-2H 出力  

 

 

(ORPHEUS-N-3H)チューニング

PHAROS-6W,200kHz,30μJ 励起

 

ORPHEUS-N-3H 

オートコリレーション

 

ORPHEUS-N-3H 出力 

 

ORPHEUS-N は高出力フェムト秒・ピコ秒レーザPHAROSCARBIDE用に開発されたノンコリニアOPAで、統合された最新のプリズムコンプレッサー内蔵によりパルス幅<30fsを実現し、時間分解分光に最適。小型・高繰返しで第2高調波(515nm)発生器又は第3高調波(343nm)発生器を内蔵しているモデルを提供。

 

◆ORPHEUS-N-2H (515nm励起モデル)

特長

●波長域:650~900nm (シグナル光), 325~450nm (シグナル光のSH)

●統合された第2高調波の効率:>35% (515nm)

●最大励起出力:8W

●励起パルスエネルギー:10~200μJ

●繰返し周波数:シングルパルス~1MHz
●圧縮後のパルス幅:<30fs (700~850nm)

 

◆ORPHEUS-N-3H (343nm励起モデル)

特長

●波長域:520~900nm (シグナル光), 260~450nm (シグナル光のSH)

●統合された第3高調波の効率:>25% (343nm)

●最大励起出力:8W

●励起パルスエネルギー:12~200μJ

●繰返し周波数:シングルパルス~1MHz
●圧縮後のパルス幅:<30fs (530~670nm), <80fs (670~900nm)

 

用途

■時間分解分光

■非線形光学

■微細構造加工

 

            

       ORPHEUS-N 設置例1            ORPHEUS-N 設置例2 

 

  

   ORPHEUS-N   設置例2

 

 

y[W擪ւǂ

2波長独立可変 光パラメトリック増幅器(OPA)   ORPHEUS-Twins

 

btn_catalog_en

ORPHEUS-Twins

 

 

ORPHEUS ONE+F  

 

 

ORPHEUS +ORPHEUS

ORPHEUS-Twinsは、高出力フェムト秒・ピコ秒レーザ PHAROSCARBIDE用に開発されたOPAで、フレキシブルな励起パラメータとOPA構成が出来る様に設計され、1つのモノリシックデザインの筐体内に2つのOPAが統合されている。2つのOPA出力は光学的に同期され、同時に1つの白色光シード光源から、広帯域のMIR光を創り出し、2つの独立したOPA 出力を作り出すことが可能。

2つのOPAはそれぞれ独立したコンピューター波長制御が可能でハンズフリー波長チューニングが可能。また統合されているスペクトロメーターでOPAの出力波長をモニター可能。

 

 

特長

●波長可変領域:210nm-16000nm 

●励起繰返し:シングル~2MHz

●励起出力:最大60W

●入力可能なエネルギー:~0.5mJ (2mJまで可能)

●パルス幅:<40fs

●スペクトル幅:100~750cm-1

●OPA構成:ORPHEUS, ORPHEUS-F, ORPHEUS-ONEから選択

●コンパクトで費用効果大

●キャリアエンベロープ位相(CEP)安定化オプション

 

用途

■マルチフォトン顕微鏡

■微細構造加工

■分光分析

 

 

y[W擪ւǂ

CARS・SRS顕微分光用 一体型 ピコ秒波長可変レーザ   picoEmerald

 

 

logo_APEbtn_catalog_en

picoEmerald_2017-

  picoEmerald

 

power-vs-wavelength_picoemerald--

   power vs. wavelength

 

intensity-noize_picoemerald

Relative intensity noise

 

 

 

    過渡吸収分光法

 

 量子ドット単一光子生成

 (picoEmerald+pulseSlicer)

picoEmeraldは、Levante Emerald の技術を保持してモードロックNd:YVO4レーザを内蔵した一体型ピコ秒OPO で、一体型ならではの安定性に優れており、ハンドフリーオペレーションも可能。

CARS・SRS等の顕微鏡・分光用途に最適な光源として、可変可能な2色の光源が全て自動制御で得られ、リニューアルしてより使い易くなった。

パルス幅2ps、線幅10cm-1により、高い信号強度とスペクトル分解能を実現。指紋領域を含む400~9000 cm-1のラマンバンドをカバーし、波長スイープ機能を搭載する。

700~1950nmで 波長可変でき、変更しても2色の光パルスは、時間的・空間的に完全オーバーラップする。

オプションで、高周波ロックイン計測のために、ポンプレーザ光340~1100nmにおいて出力の8~20MHz 高速強度変調が可能で、ビデオレートSRSイメージングにも対応する。

CARS、SRS以外にも、誘導ラマン顕微分光用途、多光子蛍光や第二高調波発生を含むマルチモーダルイメージン グに最適。

 

 

特長

●コンパクトサイズ : 945(W) x 470(D) x 360(H)mm

●波長域 : 1032nm±1.5nm (1032nm Beam)

700~990nm (OPO Signal), 1080~1950nm (OPO Idler)

●出力 (1032nm Beam): >700mW   

  出力(OPO Signal) : >700mW at 800nm

  出力(OPO Idler) : >400mW at 1250nm

●OPO カバー領域 : 400~9000 cm-1

●パルス幅 : 2ps

●スペクトル線幅 : 10cm-1

●ポインティング安定性 : <100μrad/100nm

●波長掃引機能

 

用途

◆CARS / SRSのイメージは   こちらから

◆非線形光学顕微分光応用例は  こちらから 

◆マルチモーダルイメージング例は こちらから 

◆過渡吸収分光法 (Transient Absorption Microscopy ) はこちらから  

◆量子ドット単一光子生成(Quantum Dot Single-Photon Generation)はこちらから

◆SRS顕微分光に便利なセットは こちらから

◆picoEmerald に関する文献は、 こちらから

 

 

フェムト秒・ピコ秒レーザ用途に最適な光学部品は→こちらから

フェムト秒・ピコ秒レーザ用途に最適なレーザ結晶・非線形結晶は→こちらから

 

 

 

 

 

 

 

 

y[W擪ւǂ

ピコ秒光パラメトリック発振器(オシレータのみ)     Emerald Engine

logo_APEbtn_catalog_en

Emerald-Engine_2016

 

 

Emerald Engineは、picoEmeraldLevanteEmerald使用されてるピコ秒OPOの基本オシレータ(励起光源)で、シンクロナスポンプレーザには不可欠な光源。

シンクロナスポンプOPOは進化して、ピコ秒コヒ-レント ラマン計測やビデオレートSRSイメージング等のアプリケーションで日常で気軽に使用できるパルスレーザ光源になった。

Emerald EngineBasic-Duo

赤外ファイバーレーザをベースにして周波数倍増出力ユニットと共に使用すると、2つのビームが得られる。  

①周波数倍増出力:>3W@516nm, 2.5ps

②基本出力:>0.75W@1032nm, 2.5ps

2つのビームは同期しており、ジッターも生じ無い。

 

Emerald Engine HPBasic-Duo / Basic-Duo-Longpulse  

高出力が必要とされるアプリケーションには

①周波数倍増出力:>6W@516nm, 2.5ps, 80MHz / >7W@516nm, 5.5ps

②基本出力:>1.5W@1032nm, 2.5ps, 80MHz / >2W@1032nm, 5.5ps

2つのビームは同期しており、ジッターも生じ無い。

 

Emerald EngineBasic Green Longpulse

周波数倍増出力:>4W@516nm, 5ps, 80MHz

 

Emerald Engine HPHP-Basic Green Longpulse

周波数倍増出力:>8W@516nm, 5ps, 80MHz

 

Emerald Engine IR, IR-HP

基本出力:>8W@1032 ± 1.5 nm, >16W@1032 ± 1.5 nm/ 2ps, 80MHz

 

特長

●繰返し周波数は冷却用ベースプレートにより安定化

●Windows PC を基本とした制御用ソフトウェア内蔵

 

*CARS/SRS顕微鏡・分光用 可変ピコ秒光源 picoEmerald はこちらから

 

y[W擪ւǂ

チタンサファイアレーザ用光パラメトリック増幅器 OPO-X-fs/ps  

logo_APEbtn_catalog_en

 

 

OPO-Xは、チタンサファイアレーザ用に開発された波長可変高繰返しフェムト秒OPO。

可視域 (VIS)、近赤外域 (NIR)、赤外域 (IR)で波長可変できる。

 

特長

●波長可変域:<505~740nm (VIS) 

1000~1600nm (シグナル)

1750~4000nm (アイドラー)

●出力:>250mW@1200nm (シグナル)

:>100mW@1900nm(アイドラー)

:>150mW@600nm (VIS)

●パルス幅:200fs

●パルス繰返し:~80MHz

●全自動、PC制御

●TCP/IP リモートコントロール可能(標準コマンドで簡単にプログラミング)

●高性能・高波長分解能スペクトロメーターと出力プロファイルのモニタリング

 

APE社製、高調波発生ユニット HarmoniXX SHG が対応可能

 

 

OPO Revolution Video by APE

 

 

y[W擪ւǂ

高エネルギーフェムト秒・ピコ秒光パラメトリック増幅器(OPA)  TOPAS-PRIME-HE

btn_catalog_en

 

   TOPAS PRIME-HE

 

チューニング曲線(22mJ,45fs,805nm励起)

TOPAS-PRIME-HEは、従来のTOPASの性能をそのままに、励起光エネルギーを拡大。TOPAS-Primeの機能に加え、さらに増幅部を追加しており60mJまでの高エネルギーに対応可能。

 

特長

●波長チューニングレンジ:189nm~20μm

●励起エネルギー:25mJ@100fs~<60mJ@100fs

●30~50%の高変換効率

●高い出力安定性

 

 

y[W擪ւǂ

デュアルタイプ フェムト秒光パラメトリック増幅器(OPA) TOPAS TWINS

btn_catalog_en

 

 

     TOPAS TWINS

TOPAS-TWINSは、2つの独立した可変出力を出すことが可能なOPA。幅広いチューニングレンジ (240nm~20μ )において安定性の高い出力が得られる。マルチフォトン顕微鏡やマイクロナノ構造の作成に最適。

 

特長

●2つの独立した可変出力が得られる

●波長レンジ:240nm~20μm

●パルスエネルギー:<0.2mJ
●波長レンジ:290nm~2.6μm
●高い出力安定性

 

y[W擪ւǂ

狭帯域タイプ フェムト秒光パラメトリック増幅器(OPA) TOPAS SHBC-400

btn_catalog_en

 

  TOPAS SHBC-400

TOPAS SHBC-400は、フェムト秒チタンサファイア増幅器を励起光源として使用し、SHBCユニット(Second Harmonic Bandwidth Compressor) と組み合わせることで480nm~2400nmをカバーし、スペクトル線幅<20cm-1の光を発生することが出来る。

 

特長

●波長チューニングレンジ: 480~800nm (signal), 800~2400nm (idler)

●ピークパルスエネルギー: >100μJ

●スペクトル線幅: <20cm-1@500~730nm, 870~2400nm

●励起光源: 波長域 (770~830nm), 入力パルスエネルギー:0.3~4mJ, 最大20W, <20kHz

 

 

y[W擪ւǂ