ゲインスイッチ超コンパクトピコ秒レーザ ANGIS 新登場!  (QS Lasers社製)

 

QS LASER社製のダイオード励起パッシブ⼩型Qスイッチピコ秒(サブナノ秒)レーザは 空冷OEM型として各種用途が期待される製品です。

この度ゲインスイッチ超コンパクトピコ秒レーザANGIS が開発され、産業用途にも使用出来る超コンパクトな次世代レーザとして期待されます。

 

ANGIS

                             

特⻑

●超小型、統合型ドライバー

●空冷

●パッシブ/アクティブ Qスイッチ880nm励起

●半導体変調器やモードロッカーを不使用

●費用効果大

 

主な仕様

●波長:1064/532/355nm
●最⼤パルスエネルギー:100μJ

●パルス幅: <50ps
●繰返し周波数:1-10kHz 

●線幅: SLM

 

 

理科学用途: ◆リモートセンシング ◆レーザ時間分解蛍光分光測定 ◆OPOのポンピング

産業用途:  ◆シリコンウェハー等の微細加工 ◆プリント基板やフレキシブル基板の加工 ◆FPD/LCD/LED/OLEDのリペア

 

 

 

ダイオード励起パッシブ⼩型Qスイッチピコ秒(サブナノ秒)レーザは、

最新の技術により⾼ピークパワー並びに高エネルギーが得られ、温度的・機械的に安定したベースプレートにより出力パラメータが安定し⾼品質ビーム出⼒が得られるので、大気汚染のモニタ・DNA分析、スーパーコンティニアム光の生成、LIBS、時間分解分光、リモートセンシング、ガス混合物の点火など理科学研究・機器製造などに有効なほか、幅広い用途に対応可能な⼩型ハンドヘルド空冷OEM 型です。

    •  

      MPL2310/2510 パッシブタイプのほか、MPL1310/1510 パッシブタイプ と MPL15100 アクティブタイプなどが有ります。

    • MPL2210はピークパワーが7MWの最新型です。
  • MPL-2210

    特⻑
    ●最⼤パルスエネルギー:2mJ@1064nm
    ●パルス幅: <250~270ps
    ●最⼤ピークパワー:7 MW@100Hz 
    ●繰返し周波数:1〜100Hz 可変

    ●高調波オプション: 532nm/355nm/ 266nm

     

       

    高調波オプション付き自立型    OEM型

 

 

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創立30周年を迎えこれまでの軌跡を振り返り、更なる発展を目指す   (Light Conversion 社)

 

 

  • Light Conversion社は1994年にVilnius University Laser Research Centerから設立され、フェムト秒 OPA (Optical Parametric Amplifier)とYbべ-スのフェムト秒レーザ光源のパイオニアであり、それらの販売やOEM供給でこれまでに数千台以上を出荷した実績を持ち、連続波長可変ウルトラファーストレーザのリーディングカンパニーになり、今年30周年を迎えました。

  • TOPAS(OPA)から始まり2020年までに2300台のOPAを世界に届けたLC社は、それまで研究開発を続けてきたYbフェムト秒レーザを2006年にPHAROSとして開発・販売を開始し、2007年に開発されたFLINT (高繰返しフェムト秒レーザ:オシレータ)、2008年にORPHEUS(PHAROS用OPA)を開発し、2013年にはワンボックス型Ybフェムト秒レーザCARBIDEの開発・販売を開始し、産業用途向けに提供し幅広く採用されてきました。それと共にYbベースのフェムト秒レーザ光源の研究開発を続けて仕様をアップグレードしてきました。そして2022年11月にはPHAROSの出荷数が2000台を超え「Ybフェムト秒レーザ」のメーカーとして確固たる実績と地位を得ました。

  •  
  • 更にこれらと並行して高度な研究・開発技術により開発されたOPCPA(高繰返し・高強度パルスを提供出来るシングルサイクルのフェムト秒レーザシステム)やHARPIA(分光システム)等が開発されました。2023年には先進的3光子顕微用のフェムト秒レーザCRONUS-3Pが開発・販売されてバイオサイエンス分野に役立つレーザを提供しています。
  •  
  • こうしてレーザの設計と製造設備、研究プログラムと密接な関係を持つ最先端の研究開発施設等の実績ある能力により、LC社は今日の産業用途や理科学用、そしてバイオサイエンスや医療用に対してもユニークなソリューションを提供しています。産業界においては24/7稼働の何百ものレーザシステムが10年以上経過し、LC社製フェムト秒レーザの信頼性を証明しています。LC社の知恵と経験とより良い物を生み出そうとするプロフェッショナルチームの高い意識により、ハイクオリティと顧客の満足度に焦点を当てて、今後も更に進化していきます。日本総代理店である弊社は、LC社の素晴らしい技術の結晶である「連続波長可変ウルトラファーストレーザ」製品を皆様にお届けし続け、技術のサポートまでさせて頂きます。

  •  
  • LC社の最新情報をお知らせします。
  •               

LC社製産業用グレードのフェムト秒レーザは、その優れた       CRONUS-3P フェムト秒レーザは、ワンボックスでターンキー

パラメータと汎用性や最新技術により、加工が困難な材料に      操作の可変レーザでシンプル・コンパクトで信頼性が有り、

於いても超精密加工を実現し、マイクロエレクトロニクス・      3光子の高い線形により、イメージング深さ

半導体ICチップ等のハイテク産業においても、重要な役割       コントラストを向上させる大きな可能性を示しています。

を担うことが期待されます。                                 

                                      

 

 

OPCPA技術はアト秒科学の為の強力な数サイクルの

光パルスを生成するための基本で、ハンガリーの研究施設で

画期的なパラメータを備えた高強度レーザシステムSYLOS 3

が最端の光 先インフラストラクチャ アト秒光パルス光源として

最終段階を迎えており、25TWのピークパワーを供給可能な

デュアルチャンネルOPCPAが、2023ノーベル物理学賞を

受賞したMs. Anne L’Huillier のラボに設置されています。 

 

 

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ポラライザー(偏光板)

Precision Linear Polarizer High Contrast Polarizer Ultra-High Contrast Polarizer
 
Gran-Thompson Polarizer Ultra Broadband Polarizer  MIR Polarizer
Wiregrid VersalightTM Polarizer Dichroic Circular Polarizer Beam Separator

 

 

高品質ポラライザ各種

 

 

Precision Linear

 Polarizer

 

 

 

 

 High Contrast

  Polarizer

 

 

 

Ultra-High Contrast

  Polarizer

 

 

Gran-Thompson

  Polarizer

 

 

Ultra Broadband

  Polarizer

 

 

  MWIR Polarizer

 

 

 

 

Wiregrid VersalightTM

 Polarizer

 

 

 

 

Dichroic Circular

 Polarizer

 

 

 

 

 

 

 

 

Beam Separator

 

 

 

 

 

 

Madowlark Optics社は長年、偏光オプティクス・液晶オプティクスの研究開発を続けてきて、独自の材料や非機械的な高性能・高品質の各種製品を開発している。ポラライザー(偏光板)は220nm~6μmの広帯域をカバーし、オプションで15μmまで対応可能。特にオプティクスの品質は業界標準の規格・品質のハイスペック、表面品質の高さ・高い消光比・低い 透過波面誤差等の高精度・高品質の製品をを提供している。

ポラライザーは直線偏光素子(リニア―)、偏光ビームスプリッター、円偏光子(サーキュラー)が有り、用途に応じて選べる。

 

◆高精度ポラライザー(直線偏光素子)                                                       

Dichroic Polymer材料を使用し、UV~NIRの広範囲に対応。カスタム型や大口径型有り。最も経済的なポラライザー。

特長

●高い消光比

●素晴らしい表面品質

●波長範囲:320nm~2000nm

●幅広い角度の入光に対応

●低い 透過波面誤差

                                                                                                       

◆高コントラスト比ポラライザー(直線偏光子)                                                                                                                        表面品質と波面誤差を向上させるためにガラス材の間にダイクロイックガラス偏光子を入れて、ラミネート加工されたた構成になっている  特長     

●高いコントラスト比  10,000 : 1

●高い透過率

●吸収性のあるダイクロイックガラス

 

     

◆ウルトラ高コントラスト比 ポラライザー(直線偏光子)

表面品質と波面誤差を向上させるためにガラス材の間にダイクロイックガラス偏光子を入れて、ラミネート加工されたた構成になっている。特に360~400nmと近赤外域において非常に高いコントラスト比が得られるが、650~5000nmまで高コントラストが得られる。 

特長

●非常に高いコントラスト比  10,000,000 : 1

●ラミネート加工していない物は400度まで使用可能

●波長範囲:340nm~5000nm

●吸収性のあるダイクロイックガラス

                                                                                         

◆グラン・トムソンポラライザー(偏光子)

高いグレードの光学石灰(Calcite)を使用したグラン・トムソン型。 

特長

●広帯域に対応

●素晴らしく高い消光比

 

                                                                                         

◆超広帯域ポラライザー(直線偏光子) 

幅広い角度の入光に対応出来るので、かなり大きな口径の物からコンパクトな物まである。軽量なので限られたスペースや複雑な光学セットなどにも対応出来る汎用性がある。

特長

●高い消光比

●素晴らしい表面品質

●幅広い角度の入光に対応

●低い 透過波面誤差

●波長範囲:300~2700nm

◆中赤外域ポラライザー(直線偏光子)                                      

厚さ0.7mmのシリコン材料の両面に反射防止膜(ARコート)を施し、3~6μm用に設計されたワイヤーグリッドポラライザー

特長

●低コストで高精度の制御が可能

●スリムなハウジング

●高い透過率

●波長域:3000~6000nm

●カスタム口径>2インチ 可能

 

◆無機ワイヤーグリッドポラライザー(偏光板)            

真空紫外~紫外域用の石英ガラス、 近赤外~赤外域用の石英ガラス – Eagle XG® を使用。

VersalightTM はアルミニウム製の薄膜 MicroWires® を石英ガラスにコーティングしたもので、高い耐久性、コントラスト、広い視野を必要とするアプリケーションに対して可視域~赤外域までの波長に対応可能。

光ビームスプリッターで、広帯域で対応でき、高出力にも対応可能。

特長

●広帯域対応

●反射機能が有るポラライザ

●大きい角度の入光に対応

 

◆ダイクロイックサーキュラーポラライザー               

ダイクロイックポリマー材のダイクロイックリニア―ポラライザとバイレフジンエント(複屈折)ポリマー材のゼロオーダー1/4波長リターダーから構成されており、基盤はN-BK7で出来ている。

特長

●高い消光比

●素晴らしい表面品質

●広い角度の入射光

●低い 透過波面誤差 

●色のないアクロマティックタイプ有 

                                   

◆ビームセパレーター

レーザーラインの応用に最適なセパレータ

特長

●高い分離

●大口径有り

●低い 透過波面誤差 

                                  

 

t赤井

 

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“Eye-safe” 1.54 µm ナノ秒レーザ・CWレーザ 各種の KAUKAS をラインナップ (OPTOGAMA社製)

 

OPTOGAMA社はリトアニアで2015年創立し、ラボで使用したり各種の実験道具としてレーザ周辺機器を開発し取扱ってきましたが、2019年に最初の“Eye-safe” 1.54 µmレーザ “WAVEGUARD”を開発しました。その後IRビーム調整・検査や光ファイバーのアライメント用に近赤外ビューア開発し、写真加工や通信用に近赤外レーザを使う際に便利な道具の1つとして提供して来ました。

Eye-safe1.5~1.6 µmレーザの開発を続けてきて、この度ナノ秒レーザとCWレーザの各種 “KAUKAS” をまとめて発表し、仕様をまとめたラインナップを紹介致します。

 

 

◆“Eye-safe1.5~1.6 µm “KAUKAS高効率ダイオード励起・伝導冷却式・パッシブQスイッチナノ秒レーザは、ユニークなコンパクトデザイン・OEM対応で5モデルから選択可能

特長

● 最大エネルギー:3mJ

● パルス幅: 6~14ns

● パルス繰返し:~10Hz

● ーHRは最大エネルギー:30μJ最大繰返し1kHzの高繰返しモデル 

 

用途

●LiDAR, LIBS, 計量学・計装、研究 

 

 

 

Eye-safe1.5~1.6 µm “KAUKASCWレーザは、エルビ二ウムガラス製、コンパクトDPSSレーザで連続光を±1nmの精度で発振。

特長

● 最大出力: 400mW

● 6波長モデル:1522/1531/1542/1550/1555/1602nm

用途

●光学計装・計量学・分光・ライフサイエンス

 

 

 

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Combiner が Multi-Wavelength-Lasers としてリニュアル   (Integrated Optics 社製)

 

Integrated Optics社はリトアニアで2012年に設立され、2015年に非常にコンパクトなレーザ光源:MatchBoxがISOに認定され、ユニークな半自動組立方法、およびコンパクトで高効率の電子機器は、フォトニクス製品の試作および製造業の発展に貢献して来ました。その中心となるCWレーザは375nm-1550nmで20種類以上のモデルが有り、MM/SM/PMファイバー出力が選べ、単一周波数(SLM)オプションも有ります。用途は■走査顕微鏡■蛍光イメージング■フローサイトメトリー■計量学■ガイド光などを始めとして近年では■ラマン分光■ホログラフィー■干渉計■LiDAR■LIBSなど非常に便利なマイクロレーザです。

 

MatchBox series の Combinerは超小型ターンキー型マルチカラーレーザで、2~4個のCWレーザから構成されるドライブ回路・温調機能搭載の密閉構造オールインワンモジュールの多波長レーザシステムです。標準のMatchBoxレーザと同じマッチ箱サイズの中にアクセサリーやデジタルエレクトロニクスが集積されており、伝統的なダイクロイック結合技術により、レーザダイオードの発振・制御・変調等を独立して行うことが出来ます。出力は空間出力・マルチモードファイバー出力(SM/PM/MM)が選べ、ライフサイエンスの診断・選別・粒子分析、フローサイトメトリー、顕微鏡応用等に有効です。

この度Combinerの基本機能、レーザダイオード・ドライバー・デジタル電子制御機器を高度に統合したシステムがリニューアルして、多波長レーザシステム Multi-Wavelength-lasers となりました。このレーザユニットは堅牢なボディ構造で、機器の制御メインボードと電源に接続できる統合可能な電気光学ユニットとして設計されているので、ビーム拡がり角の指向性や位置の正確さが増し冷却能力も向上しています。またUART(Universal Asynchronous Receiver/Transmitter) インタフェースを採用して、USBからPC制御又はUARTからの制御ができより使い易くなっています。

Multi-Wavelength-lasers は、これまでにないコンパクトさと機能性を備えた多波長レーザシステムと言えます。

 

   

 

 MatchBox          Pins for Tight Integration             Pin-out                                     

 

                   

Multi-wavelength-Lasers                                  Break-out-Box 

 17種類のcombiner/ARAから            UART-USB 変換サーキットと

 波長・出力タイプを選択          各種の接続用のポートが有る心臓部

 

 

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3光子顕微鏡の時代到来 CRONUS-3P           (Light Conversion社製)

 

3光子顕微鏡は2光子顕微鏡とどのように比較されますか?

      マウスの脳のより深いところをイメージする機能の比較(3P vs 2P)

写真提供: Albrecht Stroh, University Medical Center Mainz and Leibniz Institute for Resilience Research.

 

3光子顕微鏡が開発されるまでは深部イメージングには高エネルギーと低繰返しにより励起することが主でしたが、2013年に3光子顕微鏡(3PM)の方が2光子顕微鏡(2PM)よりも短くてエネルギッシュなパルスを最大限活用することが出来ることが分かり、その後は3光子顕微鏡(3PM)がマウスの脳や腫瘍や骨などの他の細胞組織の深部を画像化できるので、2PMの可能性を伸ばす事の出来るツールとして人気が上昇しました。

 

この度「CRONUS-3P フェムト秒レーザ によるイメージングの可能性を探る」記事が Laser Focus World に掲載されました。 

 article published by Laser Focus World.

 

CRONUS-3P フェムト秒レーザは、ワンボックスでターンキー操作の可変レーザでシンプル・コンパクトで信頼性が有り、3光子の高い線形により、イメージング深さコントラストを向上させる大きな可能性を示しています。

 

CRONUS-3P は Light Conversion 社が開発した3光子励起顕微鏡用のフェムト秒レーザで、 [THE 2023 LASER FOCUS WORLD INNOVATORS AWARDS] のシルバー賞を受賞しています。

 

      

 

CRONUS-3Pは、Yb フェムト秒レーザを使用した3光子励起顕微鏡用の光源です。    

全てが高度に統合された次世代向け、産業用グレード、シングルサプライヤーソリューションです。それはよりコンパクトで、より信頼性があり、より汎用性・多目的に使用出来る様に考慮されてバージョンアップしたものです。

  •  group delay dispersion (GDD)グループ遅延分散機能によるコントロールを取り入れることで、自動制御が可能なフェムト秒可変光源に到達することが出来、1250nm~1800nmに於いてμJレベルの50fsのパルスを2MHzの繰返しで供給できるので、バイオロジカルな研究にも対応可能です。しかもパルス間のエネルギーや長時間出力安定性が得られる安定した光源です。

    特長

    • ●デープイメージング用の高いパルスエネルギー

      • ●1250nm~1800m の可変レンジは3光子イメージングに最適
      • ●50fs までの短パルス幅でピークパワーが得られる
      • ●全自動波長チューニングと GDD コントロール機能で簡便な操作性
      • ●市場をリードするパルスエネルギーや長時間出力安定性

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30周年を迎え新たな高速・高性能・高品質の次世代型 万能タイプ分光器 VARIUSを展開   (Avantes社製) 

オランダAvantes社は今年創業30周年を迎えます。

近年 NYNOMIC AGの主催する NYNOMIC Gropに入り生産性・技術プラットフォームに基づくスマート光学、現在の技術を使って非常に小さなものを創る概念を採用し、スムーズな統合により最先端の製品と価値を提供出来る事をモットーとしています。

 

★NYNOMIC Gropは1995年に独国でm-u-t GmbHとして創設し、2018年からNYNOMIC AG に社名変更し戦略的な金融持株会社として、幅広いアプリケーションの為の故障のない均一の製品を製造する光学ハイテクシステムを構築し発展してきました。ライフサイエンス・グリーンテク・クリーンテクの3つの市場を成長戦略に位置付け、メディカル・農業・半導体分野でNYNOMIC Grop内で相乗効果を高め戦略的に成長していくことを目指しています。

 

Avantes社はファイバーオプティック分光器&システムを開発し続けている先駆者であり、イノベーターリーディングカンパニーです。30年の歴史は常に革新的で高精度、高品質、ユーザーフレンドリーの機器を創り出すことに力を置き、最先端の分光器、ファイバー、ソフト、光源、アクセサリーを提供して来ました。

次世代進化型分光器の先駆けでEVOシリーズ(USB3.0高速通信、LAN経由1GbpsEHT直接長距離伝送) やCMOSディテクター制御の分光器を開発し、最新の分光器を発売し続けてきました。マッチ箱サイズの近赤外分光器は画期的な空冷小型で、近赤外分光やリサイクル分別などに有効です。

 

そしてこれまでのAvaSpec-EVOシリーズの利点を活かし、コンパクトでプラグアンドプレイ搭載の高速・高性能・高品質の次世代型 万能タイプ VARIUS が登場し、今後AvaSpec-ULS2048/4096-EVOに代わって中心になっていきます。

最先端のオートメーション技術の工場で生産することで、優れた再現性が得られ個々の品質安定性・信頼性が高く、簡単に各種の機器やシステムに組み込み・統合することが出来ます。パワフルでハイエンドなパフォーマンスと高精度・高信頼性、汎用性に優れると共にフレキシブルなデザインが特徴的で、広範囲にわたり各種のアプリケーションに対応出来ます。しかも手頃な価格が魅力的です。

VARIUSは、標準タイプ  (2048 ピクセル型 / 4096ピクセル型 ) と OEMタイプが有ります。

 

                               

    Varius                                                Varius-OEM

 

特長                               特長

●コンパクト、プラグアンドプレイデバイス             ●堅牢で産業用に最適なハウジング

●CMOS制御(2048/4096ピクセル)                ●電磁両立性 (EMC) 

●高速計測・データ処理 (USB3.0)5Gbps                                      ●産業用システムへシームレスに統合

●計測の柔軟性(slitサイズの変更が簡単)

●機器やシステムとの統合がスムーズ

●s/n: 375 : 1

●感度:365.000 / 261.000●露光時間: 最小9μs~30s
●F=75mm の光学ベンチ
●迷光:<0.1%
●ダイナミックレンジ :> 4500 : 1

●波長域:190~1100nm

 

 

 

農業・食物  半導体    照明     化学        システムインテグレーション

食品選別    薄膜コート  LEDの較正  ラマン分光  機器やシステムへの統合

スマート農業  エンドポイ  放射測定   蛍光分光

        ント検知

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27年の絆とオートコリレータの日本市場への架け橋  (APE社製)

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APE社は2023年に創立30周年を迎えた独国のウルトラファーストレーザ&ウルトラファーストパルスレーザ診断装置等のメーカーで、弊社は2006年から日本総代理店として強い絆で結ばれています。

Photonics West 2024にてAPE社とミーティングを行った時の事を今月のニュースレターで紹介して頂きました。

 

「フォトテクニカ株式会社は永年ビジネスパートナーとして、日本のエンドユーザーと独国APE社の光学機器の橋渡しをして、日本の市場とAPE社を繋ぐ架け橋となっています。APE社日本総代理店として何十年に渡り日本市場においてAPE社のブランド名を理科学の分野でも産業用の分野でも幅広くアピールすると共に、各種のプロジェクトに最適な製品を紹介・提供して、日本におけるAPE社の確固たる地位を築いてくれました。」  と賞賛して頂きました。

 

以下にAPE 社製品について大山社長のインタビューから抜粋して記します。

 

 弊社は2006年にAPE社の日本総代理店として取扱いを開始しましたが、それ以前の1997年頃から幾人かのメンバーはAPE社と交流が有りました。27年以上にわたりフォトテクニカはAPE社の製品を日本市場に紹介してきましたが、最初に売った製品はオートコリレータ Mini で売り先は国立研究所(現在の産業技術総合研究所)でした。

 

 APE社製オートコリレータはウルトラファーストパルスレーザの診断装置として必需品であることが世界的に知られています。

APE社製オートコリレータを日本国内で開催される展示会やオンラインウェビナー、雑誌広告、ホームページ等において積極的に宣伝し、各種の研究機関に紹介したり産業用用途を紹介してきた結果、ウルトラショートパルスレーザを計測するツールとして、APE社製オートコリレータ特にpulseCheck は日本市場に於いて好意的に受け入れられ、ウルトラショートパルスレーザを扱う非常に多くのエンドユーザーの方々から高い評価・賞賛を受けています。

 

 また近年では量子研究機構に2021年に納入したAPE社製 Levante IR-fsと高調波発生ユニット DFG の組合せにより、中赤外域で広帯域の波長可変OPOとしてMIR光源が直接得られることを利用して、s-SNOM(走査型近接場光顕微鏡)やナノ-FTIRからナノスケールの分光の研究が進み、研究成果を論文に発表しています。この Levante-IR-fs + DFG の組合せにより得られるMIR光源は多くの分光計測に応用でき、APE社のweb ページで紹介されています。

    Mid-IR tunable broadband light source - APE (ape-berlin.de)

 

 

                                     

 

APE社とフォトテクニカの絆はまた一段と強まり、今後も皆様の役に立つAPE社製品をお届け出来る様に努めて参ります。

 

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Sphere Ultrafast Photonics社製フェムト秒レーザパルス計測機器の取扱い開始

 

この度、ポルトガルSphere Ultrafast Photonics社の製品の取り扱いを開始しました。フェムト秒レーザパルス計測機器を提供しています。

Sphere Ultrafast Photonics社はフェムト秒レーザを使用している顧客の為にどんな小さなレーザパルスでも計測し、より高度なアプリケーションに対応出来る様に、より良いパフォーマンスを得るためにスペクトルの最適化を目指しています。

計測の方法や内容の違いで各種のモデルが有り、顕微鏡応用向け、CEP(キャリアエンベロープ)オフセット向け CEP.tag、広スペクトルバンド幅・広帯域スペクトルメータ d-vision などが有ります。

 

 

 

 

2023年10月、Sphere Ultrafast Photonics社の協同創業者であり現在のアドバイザーであり、世界的な科学者ある Dr. Anne L'Huillier 氏は「物質中の電子ダイナミクスの研究においてアト秒パルスの生成を行う実験手法」を開発した一人として、ノーベル物理学賞を受賞しました。アト秒で光を出す手法を開発するという最先端の科学を生みだしている素晴らしい科学者が関わっている素晴らしい企業なのです。

 

 

 

 

 

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Meadowlark Optics社の創設者が2024年度SPIE フェロー(世界で活躍する科学者47名)に選出! 

この度、弊社取扱いのMeadowlark Opticsの創設者であるTom Baur博士が、2024年のSPIE75 (世界の光学・フォトニクス・イメージングの学術的な分野において重要な科学的及び技術的貢献をした人75人) に選ばれました。

彼の技術的成果と光学分野や光学コミュニティ(SPIE等)への貢献を称えるもので、1955年のSPIE(The Society of Photo-Optical Instrumentation Engineer)設立以来延べ1800人の会員が選出されています。

 

Tom Baur博士は、Meadowlark Optics 社で創始以来偏光の研究を続けると共に、多くの組織や機関と協力して天文学、物理学、航空宇宙などの研究を進めてきました。さらに彼は光学・フォトニクスの分野を発展させ、未来に向けて人材を育てるためにコロラド州の大学で教鞭をとり、奨学金を寄付しました。Meadowlark Optics社では彼がSPIEフェローシップに選出された事を喜び名誉有る事と称賛しています。

 

 

Meadowlark Optics 社は、2023/5/1 BNS (Boulder Nonlinear Systems) 社を買収し、理科学用途にも産業用途にも多岐にわたる用途で使用される最先端の液晶偏光製品の販売を開始しました。

同社は広範囲に渡る波長域の高品質な偏光システムやコンポーネンツ (液晶偏光製品を含む) を材料の選別・設計から開発、製造まで手掛けて販売しており、偏光科学のマーケットに於いて他よりも高品質な製品のラインナップを取り揃えており、お客様のニーズやユニークなアプリケーションにも使用出来る様にカスタム対応をしています。

偏光製品は液晶空間光変調器と共に現在当社の代表的な2大製品群となっています。
フォトテクニカ株式会社は2023/11/29より、Meadowlark Optics社製品の日本国内販売における総代理店になりました。

今後は画期的な超高速・高解像度モデルを開発しているSLM液晶空間光変調器に力を注ぐと共に、新たに偏光コンポーネンツの取扱いを開始してお客様のニーズに応えて参ります。

Meadowlark Optics社の全製品を取り扱っておりますが、特にPolarizers 液晶デバイスを主要製品としてお奨め致します。

       

偏光コンポーネンツ

 

Polarizers                             Liquid Crystal Devices

 

 

 

SLM液晶空間光変調器

SLM-HSP-UHSP-1024x1024

 

 

 

 

 

 

 

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