SYLOS 3 (高強度レーザシステム)が最終段階を迎え基礎研究における高強度が飛躍!( Light Conversion / EKSPLA ) 

 

 

SYLOS 3は画期的なパラメータを備えた高強度レーザーシステムで、ELI ALPS (Extreme Light Infrastructure Attosecond Light Pulse Source; 最先端の光 インフラストラクチャ アト秒光パルス光源の最終段階を迎えています。

 

SYLOS

  • は、ハンガリーのELI-ALPS施設に於いてノーベル物理学賞の受賞者が中心となり、基礎物理学の研究に役立てる為の高繰返し・高強度パルスを提供出来るシングルサイクルのフェムト秒レーザシステムを構築する為に進めた広大なプロジェクトで、非線形光学・深紫外・X線の研究を進めて産業用・バイオロジカル用・メディカル用・4Dイメージング用等の応用に向けて更なる開発を目指しています。

  • SYLOSは、リトアニア Vilnius大学においてリトアニアのレーザ研究者グループにより発明・開発されたOPCPA技術を採用し、リトアニアの2大レーザメーカーである Light Conversion社EKSPLA社のコンソーシアム により設計・製造され、2014年にSYLOS1が製造されてから9年間、両社が持つ最先端の技術を駆使して開発に取り組み、技術を統合してこれまでに無い画期的なパラメータを備えた高強度レーザシステム; SYLOS 3 が 開発されました。

  • SYLOS 3 は、1kHzの繰り返しレートと8fsのパルス幅で15TWのピーク電力を供給することが可能とのことです。

    

 

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山本光学(株)が2023年度レーザー学会産業賞「貢献賞」を受賞

 

山本光学株式会社はレーザ光から眼を保護するレーザ保護メガネやレーザ使用環境自体を保護するレーザウィンドウ・レーザシールドカーテン等のレーザ保護具のメーカーです。

当社は2023年度のレーザー学会産業賞「貢献賞」を受賞しました。「レーザー保護製品の拡充とユーザ環境充実に向けた安全啓発活動の拡大」が受賞理由とのことです。

 

山本光学(株) は、日本で初めてレーザ保護具の開発・販売を行った知見を活かし、レーザ使用時に必要な安全対策に関するレーザ保護具の選定・提供からアフターフォロー、セミナーなどの安全啓蒙活動に至るまで、レーザ安全に関するトータルサポートを提供してきた点が評価され、10年ぶり2度目の受賞となりました。

 

 

山本光学社製のレーザ保護メガネ・保護具を取扱いしている弊社にとっても非常に嬉しいニュースですのに、掲載が遅くなり大変失礼致しました。

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Ybフェムト秒レーザ、多光子励起顕微鏡用光源 (CRONUS-3P) 2023LFW Silver賞受賞(Light Conversion社製) 

 

CRONUS-3P は [THE 2023 LASER FOCUS WORLD INNOVATORS AWARDS]  のシルバー賞を受賞しました。

2020年にCARBIDE+I-OPA、2021年にORPHEUS-MIR 、2022年にHARPIA-TGに次いでいで4年連続の受賞です。

 

      

 

 

          

 

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    CRONUS-3Pは、Yb フェムト秒レーザを使用した3光子励起顕微鏡用の光源です。    

    全てが高度に統合された次世代向け、産業用グレード、シングルサプライヤーソリューションです。それはよりコンパクトで、より信頼性があり、より汎用性・多目的に使用出来る様に考慮されてバージョンアップしたものです。

  •  group delay dispersion (GDD)グループ遅延分散機能によるコントロールを取り入れることで、自動制御が可能なフェムト秒可変光源に到達することが出来、1250nm~1800nmに於いてμJレベルの50fsのパルスを2MHzの繰返しで供給できるので、バイオロジカルな研究にも対応可能です。しかもパルス間のエネルギーや長時間出力安定性が得られる安定した光源です。

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    特長

    • ●デープイメージングの為の高いパルスエネルギー

      • ●1250nm~1800m の可変レンジは3光子イメージングに最適
      • ●50fs までの短パルス幅でピークパワーが得られる
      • ●最適な信号の為の全自動波長チューニングと GDD コントロール機能
      • ●パルス間のエネルギーや長時間出力安定性

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一体型MIR-IRピコ秒波長可変レーザ (PT277-XIR) 2023LFW Bronze賞受賞  (EKSPLA社製)

PT277-XIRシリーズ は [THE 2023 LASER FOCUS WORLD INNOVATORS AWARDS]  のブロンズ賞を受賞しました。  

 

 

 

PT277-XIRシリーズは、ダイオード励起ピコ秒レーザとOPOを統合した一体型のピコ秒波長可変レーザで、高い波長分解能で広範囲の赤外域に対応出来、堅牢なボディで安定性に優れしかも狭いライン線幅を維持したまま自動波長チューニングが可能なので、中赤外~赤外分光に期待される製品です。

 

特長

●波長チューニングレンジ:1400~16000nm (7000~625cm-1)

●パルス繰返し:87MHz

●線幅:<5cm-1@8ps

●出力(OPO): 150mW@4000nm (2500cm-1),  10mW@12500nm (800cm-1)

●回折限界に近い発散

 

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用途
■中赤外分光、赤外分光

 

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次世代を担う高性能・高品質・高速分光器 Varius 新登場! (Avantes社製) 

Avantes社はファイバーオプティック分光器&システムを開発し続けている先駆者であり、イノベーターであり、世界の分光器リーディングカンパニーです。

2023年お客様の立場に立って分光器の構成を創り出してきた30年の経験を基に、コンパクトで次世代のフォトニクスに対応出来る様に考慮し、あらゆる産業用途に応用できるCompact Spectrometerを開発しました。

Compact Spectrometer はコンパクトラインに追加された分光器で、小型ながら高パフォーマンスが得られ、OEM 組込み対応で各種研究用、その他の応用は無限大であらゆる分野で使用出来る次世代型です。

 

そしてこの度、これまでのAvaSpec-EVOシリーズの利点を活かし、コンパクトでプラグアンドプレイ搭載の高速・高性能・高品質の次世代型 Varius が新開発されました。

最先端のオートメーション技術の工場で生産することで、優れた再現性が得られ個々の品質安定性・信頼性が高く、簡単に各種の機器やシステムに組み込み・統合することが出来ます。パワフルでハイエンドなパフォーマンスと高精度・高信頼性、汎用性に優れると共にフレキシブルなデザインが特徴的で、広範囲にわたり各種のアプリケーションに対応出来ます。しかも手頃な価格が魅力的です。

Variusは、標準タイプ  (2048 ピクセル型 / 4096ピクセル型 ) と OEMタイプが有ります。

 

                                         

    Varius                                                Varius-OEM

 

特長                               特長

●コンパクト、プラグアンドプレイデバイス             ●堅牢で産業用に最適なハウジング

●CMOS制御(2048/4096ピクセル)                ●電磁両立性 (EMC) 

●高速計測・データ処理 (USB3.0)5Gbps                                      ●産業用システムへシームレスに統合

●計測の柔軟性(slitサイズの変更が簡単)

●機器やシステムとの統合がスムーズ

●s/n: 375 : 1

●感度:365.000 / 261.000●露光時間: 最小9μs~30s
●F=75mm の光学ベンチ
●迷光:<0.1%
●ダイナミックレンジ :> 4500 : 1

●波長域:190~1100nm

 

 

 

 

 

農業・食物  半導体    照明     化学        システムインテグレーション

食品選別    薄膜コート  LEDの較正  ラマン分光  機器やシステムへの統合

スマート農業  エンドポイ  放射測定   蛍光分光

        ント検知

 

 

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半導体産業向け 高速応答内蔵球面ディテクタ と 3Dプリンター向け大口径ビームサンプラー (Gentec-EO社製)

 

Gentec-EO社のレーザパワー・エネルギー測定用製品は、あらゆる種類のレーザに対応し、0.3nW~100kW、μJ~500JのUV~IRまで広範囲をカバーしている較正済センサーです。レーザ他、キセノンフラッシュランプエネルギー測定も可能です。

レーザの高出力化・高エネルギー化が進んでいる今日、計測出来るディテクタのニーズが高まり、新しい製品が開発されています。半導体製造過程において高出力ウルトラファーストレーザは欠陥検知等に必須で、そのレーザを感知・計測出来るディテクタが求められています。

 

2020年に開発された積分球 IS(Integrate Sphere)を内蔵した統合型の「内蔵球面ディテクタ 」は、フォトディテクタの迅速な応答(立ち上がり時間)とサーマルディテクタの高平均出力対応を組み合わせた技術で、高速で高いレーザ出力を計測することが可能になりました。内蔵球面ディテクタ IS(Integrate Sphere)は高速応答シリコンセンサーを搭載しているため、フォトダイオードと同様な高速応答が可能です。積分球の球面には強力に設計された独自のサーマル耐性コーティングが施されており、温度補償された高精度計測がが可能で、市場の他の「ホワイト」コーティングに比べて桁違いに高い損傷閾値です。

 

この度応答速度が最速0.2秒で高出力(1kW)対応のディテクタが新登場しました。「吸収体タイプ」がシリコンで内蔵球面ディテクタ IS (Integrate Sphere)方式の最速ディテクタなので、半導体産業での使用が期待されます。

 

◆内蔵球面ディテクタ方式_シリコン吸収体_レーザーパワー測定装置 - 較正済センサー - Gentec-EO

 

         パワーーディテクター(INTシリーズ)                       

                                 

          IS50A-1kW-RSI-INT   new!                                           

   口径 φ50mm, 1kWまで対応           

     水冷却, 内蔵球面ディテクタ型,

   Integra対応    

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次にAdditive manufacturing (3D設計や3Dプリンター) が重要な役割を担う様になっている中で、レーザの出力・ビームプロファイルの管理が必要で、NDフィルターやビームサンプラー(Optical Attenuators)等の使用が必須になっています。

Gentec-EO社製のビームプロファイラはCMOSセンサを使用する事で、高速(USB3.0)・広エリア(20.5x20.5mm)・高画像解像度(4.2Mピクセル)でビーム診断ができます。

 

★ビームサンプラー(Optical Attenuators)はモニター出力とビームプロファイルの同時使用が可能で、エネルギー・パワーディテクタと共に使用する為の光ピックオフにもなります。

この度、大口径 (有効径:φ32mm) ・高出力:1kW対応のビームサンプラーが新発売されました。

 

◆ビームサンプラー_ビームプロファイリング_ビーム診断アクセサリーーGentec-EO

 

         ビームサンプラー

    BA32-1kW                new!   

 

■1W ~1000W  Beamage-4M等に取り付けて使用する + Attenuator (BA32)

スペクトル領域:200nm-2100nm

有効径:φ32mm

 

レーザー出力の管理

CMOSセンサは、飽和レベルが低く、損傷閾値も同様に低くなっています。可能な限り最高の測定を行い、BEAMAGEカメラの損傷を防ぐためには、レーザー出力を制御することが非常に重要となります。

レーザービームの標本抽出

BAシリーズの光減衰器は、2つの直角ウェッジでフレネル反射を利用し、入射ビームのごく一部を分離します。入射ビームの偏光状態および放射照度は維持されます。

多用途

  • ●出力およびビームプロファイルの同時モニタリング
  • ●後方反射がなく偏光の影響を受けないビームスプリッタ
  • ●エネルギーまたは出力ディテクタと共に使用するための光ピックオフ
  • ●M6シリーズやPHシリーズなどの高感度ディテクタ用減衰器

 

 

 

Gentec-EO社製レーザパワー・エネルギーディテクターは、「最大出力」「開口サイズ」「冷却タイプ」「表示機器とPCインターフェース」「吸収体タイプ」 「測定方式」から検索することが出来ます。

高出力タイプは 「1kW~」「φ50mm以上」「対流又は水冷却」「TUNER, UNO, BLU, MAESTROのモニター」「GD/HD/HE」「サーマル・ポータブル・IMP(高出力用水熱量計)・IS(内臓球面)等」

是非ご覧ください。   こちらから

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待望のコンパクト UV50Wフェムト秒レーザ(IR120W)新登場! CARBIDE-50W-UV (Light Conversion社)

   

                                                                                              CARBIDE-CB3-50W-UV  

                                                                                                             

CARBIDEは、定評のあるフェムト秒レーザ PHAROS の機能をそのままに、サイズを劇的に小型化しレーザ発振部、電源コントローラ、冷却系を集約したワンボックスタイプの小型空冷型として作成され、2020年には産業用途向けに光学・機械設計された高性能、高出力80Wタイプが加わりました。パルスピッカー内蔵によりパルス・オン・デマンド機能を搭載し、パルス幅可変、機器組込み対応、高調波オプションも豊富で費用効果の高いフェムト秒レーザです。BiBurst 機能が追加され材料加工の可能性が拡がりました。各種の環境下で高性能・高信頼性・24/7の豊富な稼働実績を得ています。

 

そしてこの度、更に出力がupして CARBIDE-CB3-120W@2MHzタイプが加わりました。高精度微細加工、レーザアブレーション、ダイシング、マイクロマシニング、マイクロ・ナノ構造の作成、バイオメディカル等のアプリケーションに対応可能です。

(CARBIDE-CB3 の主な仕様)

●最大出力: 120W

●最大パルスエネルギー: 2mJ
●パルス繰返し: single shot~ 2MHz

●パルス幅: 250fs (250fs ~ 10ps 可変)
●高調波オプション: 515/343/257nm ( 自動切換え)50W-UV モデル新登場!

CARBIDE-CB3-50W-UV は、産業用グレードのユニボディCARBIDEのプラットフォームと同様な (84x35cm)のスモールフットプリントのUVレーザで、現在の市場では最もコンパクトな待望の50W-UVフェムト秒レーザが新登場しました。しかもこれまでのCARBIDEと同様の長時間出力安定性や高ビーム品質が得られます。産業用24/7のワークステーションに統合出来、これまでの各種アプリケーション:レーザアブレーション、ダイシング、マイクロマシニングに加えて半導体の材料変更や家電製品や贅沢品などの産業用途に可能性が拡がります。

 

 

 

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CARBIDE+MIKS+pulseCheck の超短パルス生成&計測表示demo 実現!LASER Munich ( n2 Phtonics社)

                

 

n2 Photonics社はパルスを圧縮することにより、超短パルスを創り出し変換することのできるモジュールMIKSを提供しています。これまで多くメーカーとコラボしてアプリケーションに合うコンプレッションを提供しています。

 

Light Conversion社のフェムト秒レーザは、高出力・高エネルギー・ウルトラファーストパルスで理科学用~研究開発・産業用に最適です。CARBIDEはワンボックスに全てを統合したコンパクトデザインで、特に空冷タイプの CB5シリーズは卓上で操作でき、組込みも容易です。

 

APE社製オートコリレータは、ウルトラファーストレーザ(フェムト秒・ピコ秒レーザ)のパルス幅を容易に測定することが出来る高性能機器で、最新のハイテクノロジーを駆使して高度に統合されたコントローラを装備し、クラス最高のパフォーマンスと最先端のデータ処理・評価機能を併せ持つ、新世代の短パルス高精度計測機器 pulseCheck NXはウルトラファーストレーザにとっての必需品です。

 

世界最大のレーザ・光学機器展「LASER World of PHOTONICS in Munich」が 6/27-30 に独国ミュンヘンにて開催されました。

 

                                 

 

n2 Photonics社は Light Conversion社のレーザ (CARBIDE)  と APE社の短パルス高精度計測機器 (pulseCheck NX)  提供の協力を得て、超短パルス生成コンプレッサー (MIKS)にレーザ光を通すことで、圧縮されて超短パルス化したレーザパルスをpulseCheck NXで効果的に計測してパルスのプロファイルや性質等を表示するデモンストレーションを行いました。 

超短パルス化されたパルス幅やパルスの各種の性質を実際に計測するダイナミックデモは注目されたことでしょう。

 

フォトテクニカはこれに先駆けて4月に開催されたレーザーEXPO2023 の弊社ブース内で同様なライブデモンストレーションを行い、皆様のご期待に沿う事が出来たのではないかと自負しております。

 

 

 

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Thermal Imaging Camera ( IR カメラ ) MANTIS

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    MANTIS

 BD6 Lens

 

Broadband Wavelength

 

MANTIS(Broadband)vs LWIR

 

   くすぶり検出

 

  熱と炎の検出

 

   長距離検出

 

  ヒーターの熱を感知

 

  花火の炎を撮影

 

 ロウソクの炎を感知

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Edge-AIプロセッサ 

 

 

  

超高温の炉や窯対応モジュール

Thermal Imaging Camera : MANTISはLightPath社が開発した最新のIRカメラで、自社製IRレンズを使用している。

IRレンズは、高品質のChalcogenide glass (カルコゲナイド・ガラス) を使用し、高性能なガラスモールディング技術により一体成型で大量生産が可能になり、同じ高品質・同じ集光特性のIRレンズが低コストで得られる。また光学コーティングをする事でバックノイズを削減しており、基本のARコートティングのほか、高耐久性ARコーティング(HDAR)、ダイヤモンドに似ているカーボン(DLC)コーティング等の様に環境に優しいものなど、各種のサーマルイメージングレンズを提供している。

MWIR(3~5μm)とLWIR(8~12μm)用を中心に生産しており、サイズ・重さも削減し、しかも洗練されたレーザコリメーティングレンズやコーティングにも対応可能。

更に近年開発された Molded BD6TM ガラス素材により、IRレンズの性能が著しく向上している。

従来の高価なダイヤモンド切削のIRレンズ(Si,Ge) に代わる画期的なIRレンズで、熱特性が強化されている。特に焦点距離の長い高感度型はセンサ用としての応用が期待される。例えば自動車に搭載して自動運転のビジョン強化に、熱探知カメラ、サーマル眼等。或いは無人航空機(ドローン)等にも可能性が拡がっている。IRレンズ素材の開発は更に進み、カルコゲナイド ガラス素材から、クリアーで最高のパフォーマンスが得られるBlackDiamond™ が開発された。研摩や成型などしても同じ屈折率が保てるように設計されており、すぐれた耐久性と光学精度で最高のパフォーマンスを提供出来る。更に詳細は →こちらから

 

この様に応用が期待される自社製のIRレンズを使用し、自社で構築したIRカメラ MANTIS が誕生した。

広いスペクトルレンジ(Broadband Wavelength)により、LWIRカメラ又はMWIRカメラでは感知出来ない物をイメージングすることが可能。MANTISはMWIR域のイメージを取得しながら同時にLWIR 域のイメージも取得できるので、他の非冷却LWIRカメラで感知出来るイメージに比べて75%もアップした500度の温度を感知することが出来る。(左の画像を参照)更にIRレンズ素材の開発により、最高2000度までに対応可能になっている。また特殊レンズ設計により、異なる波長に対して再フォーカスが不要なので、マルチスペクトルに対応出来る。しかも非冷却なので小型で取扱いが容易。

 

特⻑

●Broadband感知による高輝度(高温250度)イメージ

●私有のブラックダイヤモンドガラスを活用

●汎用性に優れた非冷却赤外カメラ 波長レンジ:2~12μm

●MWIRからLWIRまでを1つのカメラに収納

●冷却MWIRカメラと同様にの長い波長レンジ

●画像解像度: 640 x 480 pixels, 17µm Pixels

●標準焦点距離: 19mm, F/1.1 レンズ

●フレームレート:30fps (60fps and 9fps オプション)

●ビデオ出力:CameraLink (USB3.0)

●USB接続、GUI ソフトウェア

●コンパクトサイズ:49x52x64mm, 450g

 

用途

■くすぶり検出: 煙を感知し、消火後のくすぶりを撮影することが可能

 

 

■熱と炎の検出: 熱と炎の両方を画像化出来るため、長距離からの検出率が向上(13マイル先からミサイルを感知可能)

 

 

■長距離検出:  中赤外域で高感度が得られるため、他のカメラより長距離から高温物体を画像化することが可能

         Space shuttle の軌道を追随することが可能 

 

■サーマルイメージング: ヒーターの熱や花火の熱と炎をイメージング

 

 

 

 

 

EdgeIR TM 

 

最新技術EdgeIR TM  AI 技術が開発され、AIアクセラレータICを搭載したAI対応タイプのMANTISが登場。

AIアクセラレータICにはAIソフトウェア、アルゴリズム等カメラに搭載するためのハードウェアやファームウェアが入っており、これによりAIがトレーニングしたモデルがカメラに取り込まれる。スマートカメラ・宇宙・科学・産業・セキュリティ等多くの応用においてエッジ処理が実現。ローカル又は埋め込み表現(embedded) エッジコンピュータデバイスを使用するため、リアルタイムで瞬時にデータ送信が可能な上、遅延を最小限にし、バンド幅をセーブし、プライバシーを保護しセキュリティを保つことが出来る。    HAILO-8TMedge AI プロセッサは、26テラ/秒でデータ処理が可能で比類ないパフォーマンスを提供することが出来る。

 

特長

●リアルタイムでデータ処理が可能

●情報漏えいのリスクが低くプライバシーを保護

●通信量や運用コストの削減が可能

 

FurnaceScan TM      超高温の炉や窯対応モジュール

 

カメラを過酷な環境下で使用する為に各種のレンズオプションを用意しているが、特に炉や窯のボトムアッシュ(不燃性残量物)を調べたり発電所やボイラー等高温状態の中を確認・チェックする為のモジュールが開発されている。FurnaceScan TMは、ボアスコープと呼ばれる色補正付で先端が硬質の金属チューブになっている工業用内視鏡の先端に、特殊レンズとカメライメージコアを付けた専用のモジュールで、光を当てることで細部の確認ができ画像を取得できる。デジタル/ EdgeIR技術 搭載モデル。

特長

●ディテクタに広帯域非冷却マイクロボロメータ:非接触温度計2-12μmを使用

●画像解像度:640x480 pixels / 17μm pixels

●長さ:610mm 標準(305mm~2438mmオプション)

 

 

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Meadowlark Optics 社 +BNS (Boulder Nonlinear Systems) 社 新設立

 

Meadowlark Optics 社は、2023/5/1 BNS (Boulder Nonlinear Systems) 社を買収したことを発表しました。両社は共に米国コロラド州にて、理科学用途にも産業用途にも多岐にわたる用途で使用される最先端の光学コンポーネンツを開発してきた企業です。Medowlark社は2014年にBNS社から液晶空間光変調器の営業権利を購入した経緯が有り、両社は深い絆のもと製品・研究・実験を1つの屋根の下で行う利点を追求したものと思われます。

両社は共に先進的な偏光科学に目を向けており、お互いの利点を組み合わせることで偏光科学のマーケットに於いてより強力な地位を確立出来るでしょう。

SLM液晶空間光変調器で画期的な超高速・高解像度モデルを開発しているMeadowlark社に新たに液晶偏光製品が加わり、SLMの更なる開発が期待されます。

       

   

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